うつ病の父が部屋を暗くしてくれと言います。

ある意味でうつ病患者は、扱いが面倒で対応に苦慮することも日常茶飯事です。

うつ病患者との正しい接し方を知り、辛抱して環境作りを手伝ってあげましょう。

■本人の意に反することは逆効果に。

うつ病患者にとって第一の助けとなるのは、リラックスできる環境をつくってあげることです。

本人が部屋を暗くしてくれ、テレビを消してくれというなら、そのようにさせてあげてください。

決して悪い環境ではありません。

それが本人にとってはこころのプレッシャーから解き放たれる最適な環境なのだと理解しましょう。

むしろそれを、うつ病を悪化させるのではと心配して、窓を開けたりカーテンを開けて明るくしたりするのは逆効果です。

風の入れ替えも控えましょう。

■薬の飲み忘れだけには注意が必要。

同じうつ病患者でも症状の出方はいろいろです。

家族や周囲の人が注意する事柄は、医者から処方してもらった薬は必ず飲ませること。

とくに抗うつ剤と食欲増進剤は不可欠です。

本人の症状によって他の薬も処方されていると思いますが、夜の寝付きの悪いときは、睡眠導入剤なども有効です。

眠ることはいいことなので、不眠がつづいたら、医師に相談してそのような薬をもらってください。

■うつ病患者にとって、家族だけが最後の理解者です。

厄介で面倒な要望でも、プラスであれば聞き入れてあげましょう。

家族が最大の理解者であるはずなのに、自分の気持ちを理解してくれないと誤解してしまうと、口を閉ざしたり反感を持ったりして、いよいよ孤立の世界に入ってしまいます。

担当医には頻繁に連絡して、その都度適切な対処法をアドバイスしてもらいましょう。